疲れも見せず 微笑んで
お前の歌は はずんでいた
遥<はる>か昔 少年の時代をともに感じた
無邪気な風のように
心地よい懐かしさも ほんのり仮染めか
いざ歌わん 涙の代りに
もう還らない 我が同志<とも>の歌を
別れを告げるすべもなく
運命の時は突然に
失う時初めて その輝きに気づいた
恋人たちのように
お前が教えてくれた 歌はここにある
さあ歌おう お前を描いて
生まれ変わるまで さらば我が同志よ
初めて会ったその夜に 命閉ざすとは・・・
ただ歌おう お前の代りに
もう還らない我が同志の歌を
さあ 眠れよ 祖国の大地に
生まれ変わるまで さらば我が同志よ
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